ゲーム理論 (2020年度S1ターム)

尾山大輔
oyama@e.u-tokyo.ac.jp

TA: 加藤憲弥，小林雅典

時間	月・木1限
初回	4月6日

内容

ゲーム理論は，さまざまな社会現象を「ゲーム」という数学概念として抽象化し，それを分析することで本質を探ろう，という理論です．社会科学のみならず，生物学やコンピュータサイエンスなど広い分野で使われています．この講義ではゲーム理論の基礎を応用例をまじえて解説します．

グレーヴァ香子『非協力ゲーム理論』知泉書館，2011年 [出版社] [Amazon] 正誤表

鎌田雄一郎『ゲーム理論入門の入門』岩波新書，2019年 [Amazon]

梶井厚志・松井彰彦『ミクロ経済学—戦略的アプローチ』日本評論社，2000年 [Amazon] 正誤表

岡田章『ゲーム理論新版』有斐閣，2011年 [Amazon]

M. J. Osborne and A. Rubinstein, A Course in Game Theory, MIT Press, 1994 [Amazon]

神取道宏『ミクロ経済学の力』日本評論社，2014年 [Amazon]

神取道宏『ミクロ経済学の技』日本評論社，2018年 [Amazon]

奥野正寛編著『ミクロ経済学』東京大学出版会，2008年 [Amazon]

奥野正寛編『ミクロ経済学演習』第2版，東京大学出版会，2018年 [Amazon]

尾山大輔・安田洋祐「経済学で出る包絡線定理」『経済セミナー』2011年10・11月号 [Kindle版]

今井晴雄・岡田章編著『ゲーム理論の新展開』勁草書房，2002年 [出版社] [Amazon]

坂井豊貴『マーケットデザイン最先端の実用的な経済学』ちくま新書，2013年 [Amazon]

安田洋祐編著『学校選択のデザインゲーム理論アプローチ』NTT出版，2010年 [Amazon]

小島武仁「マッチング・マーケットデザイン講義」『経済セミナー』2017年6・7月号〜2018年4・5月号

J. F. Nash (1950), ``Equilibrium Points in n-Person Games,'' Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America 36, 48-49.
J. F. Nash (1950), ``Non-Cooperative Games,'' Dissertation, Princeton University, Department of Mathematics.
J. Nash (1951), ``Non-Cooperative Games,'' Annals of Mathematics 54, 287-295.
H.W.クーン・S.ナサー編『ナッシュは何を見たか—純粋数学とゲーム理論』丸善出版，2014年 [Amazon]